朝も、ちゃんとおいしいコーヒーを飲みたい。
そう思って、最初はハンドドリップをしていました。
ただ、豆を挽いて、お湯を沸かして、何回かに分けて注いでいると、だいたい10分。その間はほぼコーヒーにつきっきりです。
朝の10分は結構大きく、結局3日くらいで続かなくなりました。
そこで使い始めたのが、ツインバードの全自動コーヒーメーカー「CM-D457B」です。
今は豆と水をセットしてスタートするまで、体感1分ほど。あとは洗顔したり、ドライヤーをしたり、着替えたりしている間にコーヒーができています。
しかも、手軽になったからといって味を大きく妥協した感覚もありません。
自分でうまくハンドドリップできたときを100点とするなら、CM-D457Bは85〜90点くらいのおいしさを、ほぼ放置で安定して出してくれる。
僕が気に入っているのは、このバランスです。
先に結論|10分間つきっきりにならないのが良かった
CM-D457Bを使って一番変わったのは、コーヒーを淹れるために朝の10分を空けなくてよくなったことです。
ハンドドリップの場合、約10分のほとんどをコーヒーに使っていました。
一方、CM-D457Bは、
| ハンドドリップ | CM-D457B | |
|---|---|---|
| 準備〜抽出 | 約10分 | 約10分 |
| 自分が手を動かす時間 | ほぼ10分 | 約1分 |
| 抽出中に別のことができるか | 難しい | できる |
| 味の印象 | 成功すれば100点 | 85〜90点を安定して出せる感覚 |
完成までの時間そのものが劇的に短いわけではありません。
違うのは、その10分を自分の時間として使えることです。
豆と水を入れてスタートしたら、洗顔をする。髪を乾かす。着替える。
朝の準備を進めている間に、コーヒーも勝手にできていきます。
僕にとってCM-D457Bは「速くコーヒーを淹れる家電」というより、コーヒーと朝の支度を同時進行できるようにする家電でした。
そして、ここまで手間を減らしても、ちゃんとおいしい。
4万円台という価格を許容できるなら、美味しいコーヒーを手軽に飲みたい人にはかなりおすすめできます。
購入前|朝のハンドドリップは3日で続かなくなった
もともとは朝もハンドドリップでコーヒーを淹れようとしていました。
ハンドドリップ自体は嫌いではありません。
時間に余裕があって、自分でコーヒーを淹れることそのものを楽しみたいなら、むしろ良い時間だと思っています。
ただ、仕事へ行く前の朝には向きませんでした。
豆を挽く。
お湯を沸かす。
ドリッパーを準備する。
蒸らして、何回かに分けてお湯を注ぐ。
気づけば10分くらい経っています。
しかも、その間に洗顔や着替えが進むわけではありません。
「朝もおいしいコーヒーを飲みたい」と思って始めたものの、3日くらいでやめました。
その後は、会社に着いてから自動販売機でコーヒーを買っていました。
おいしいコーヒーは飲みたい。
でも、平日の朝に毎日10分を使うほどではない。
この微妙な問題を解決してくれたのがCM-D457Bでした。
CM-D457Bを選んだ理由|全自動でも「味」を妥協したくなかった
全自動コーヒーメーカーを選ぶとき、一番重視したのは味でした。
単純に手間を減らすだけなら、選択肢はほかにもあります。
でも僕は、手軽になった結果コーヒーがおいしくなくなるのは嫌でした。
CM-D457Bを選んだ一番の理由も、味の評判が良かったからです。
実際、CM-D457は低速臼式フラットミルを搭載し、6方向からお湯を注ぐシャワードリップを採用しています。最大容量は450mlの3カップです。
使っていて感じるのは、全自動でも味がかなり安定していること。
もちろん、ハンドドリップで自分の狙い通りにうまく淹れられたときのほうがおいしいことはあります。
でも、それを毎朝再現できるわけではありません。
僕の感覚では、
うまくいったハンドドリップ=100点
とすると、
CM-D457B=85〜90点を安定して出してくる
くらいです。
朝なら、僕は100点を狙うよりこちらを選びます。
1分ほど準備して、あとは放っておけば85〜90点。
CM-D457Bを気に入っている理由を一言でまとめるなら、これです。
朝はコップ3杯分淹れて、そのまま会社へ持っていく
朝はCM-D457Bの最大容量(コップ3杯分)を淹れて、水筒に入れて会社へ持っていくことが多いです。
豆と水をセットしてスタート。
その後はCM-D457Bの前にはいません。
洗顔をする。
ドライヤーをする。
着替える。
そうして朝の支度を進めていると、10分ほどでコーヒーもできています。
以前のように「コーヒーを淹れてから支度する」のではなく、支度とコーヒーが同時に進むようになりました。
単純計算すると、自分の手を取られる時間は約10分から約1分。
体感では、朝に使える時間が9分くらい増えています。
毎日のことなので、この差は結構大きいです。

在宅ワークでは「集中を切らさない」という別の余白ができた
CM-D457Bは、朝だけでなく在宅ワーク中もかなり便利でした。
仕事に集中しているときでも、
「コーヒー飲みたいな」
と思うことがあります。
ここでハンドドリップを始めると、豆を挽き、お湯を沸かし、ゆっくり注ぐことになります。
コーヒーを淹れること自体が一度しっかり休憩する行為になるので、それはそれで悪くありません。
ただ、集中しているときは別です。
一度仕事から離れると、そのまま集中が切れてしまうことがあります。
CM-D457Bなら、豆と水を入れてスタートするだけ。
すぐ仕事に戻れます。
しばらくするとコーヒーができている。
時間として減っているのは数分かもしれません。
でも僕にとっては、作業を中断しなくていいことのほうが価値が大きかったです。
「コーヒーが飲みたいから仕事を止める」のではなく、仕事を続けながらコーヒーを用意できる。
これもCM-D457Bを使って生まれた余白でした。
デメリット|ミル内部にはコーヒー粉が結構残る
かなり気に入っているので、大きな不満はないです。
ただし「全自動だから手入れまで全部お任せ」という製品ではありません。
特に気になるのがミルです。
使用後に見ると、落ち切らなかったコーヒー粉がミル内部に結構残っています。
普段使いなら毎回徹底的に掃除するほどではありませんが、
- 香りや味に特徴のある豆へ切り替えるとき
- 前の豆の香りをなるべく混ぜたくないとき
- 1週間ほど使っていなかったとき
あたりは、抽出前に掃除したほうがいいと感じています。
豆が落下してくる穴の周辺も、定期的な掃除が必要です。


ミル自体は本体から取り外せて、付属ブラシで掃除できる構造になっています。
味にこだわって買う人ほど、この部分は少し気になるかもしれません。
さらに細かいことを言えば、挽いた粉がもっと均一になればさらに良いとは思います。
とはいえ、普段飲んでいて味の安定性に不満を感じるほどではありません。
もう一つのデメリットは、やっぱり価格
CM-D457Bをおすすめするうえで、一番大きなハードルは価格だと思います。
2026年8月29日時点のツインバード公式ストア価格は、41,800円(税込)です。
家庭用のコーヒーメーカーとして考えれば、決して安くありません。
単純に「自動でコーヒーを淹れられればいい」という人なら、ここまで出す必要はないと思います。
僕がCM-D457Bに魅力を感じているのは、
手間を減らしたい。でも味はあまり落としたくない。
という両方を求めているからです。
ここに4万円台を出せるかで、評価はかなり変わります。
毎日のように豆からコーヒーを飲むなら満足しやすい。
一方、たまにしか飲まない人や、味より安さを優先したい人にはオーバースペックです。
どれくらい暮らしに余白が生まれた?
CM-D457Bを使って変わったことを整理すると、単純な時短だけではありませんでした。
時間の余白
ハンドドリップでは約10分つきっきり。
CM-D457Bでは、自分が手を動かすのは約1分。
朝に拘束される時間が体感9分ほど減りました。
工程の余白
以前は「コーヒーを淹れる→朝の支度」という順番でした。
今は「コーヒーをスタート→朝の支度と同時進行」です。
朝にやることが減ったというより、別々だった作業を重ねられるようになりました。
集中の余白
在宅ワークでは、コーヒーを淹れるために10分ほど仕事から離れる必要がなくなりました。
集中しているときはそのまま仕事を続けられます。
行動の余白
以前は朝にハンドドリップを続けられず、会社へ着いてから自動販売機でコーヒーを買うこともありました。
今は家で豆から淹れたコーヒーを作り、そのまま会社へ持っていけます。
「忙しいから家ではコーヒーを諦める」という選択をしなくてよくなりました。
CM-D457Bの良さは、単に9分浮くことではありません。
忙しい朝でも、おいしいコーヒーを生活から削らなくてよくなった。
僕にとっては、こちらのほうが大きな変化でした。
会社へ持っていくなら、水筒も結構重要だった
朝に淹れた3杯分は、水筒へ入れて会社へ持っていっています。
ここで意外と重要だったのが、コーヒーを入れる水筒です。
今使っているものは内側がテフロン加工されていて、飲み口が樹脂製です。
これはあくまで僕自身が飲んだ体感ですが、一般的なステンレスボトルと比べて金属っぽい匂いがコーヒーに移りにくく、味の劣化も感じにくいです。

せっかく家でおいしく淹れても、会社で飲むころに味が気になるともったいない。
CM-D457Bで淹れて、この水筒に入れて持っていく。
今のところ、この組み合わせがかなり気に入っています。

CM-D457Bがおすすめな人
実際に使ってみて、特におすすめしやすいのはこんな人です。
- 朝も豆から挽いたおいしいコーヒーを飲みたい人
- ハンドドリップする10分が取れない人
- 手軽さだけでなく味も重視したい人
- 抽出の味を毎回安定させたい人
- 在宅ワーク中に集中をなるべく切らしたくない人
- コーヒーメーカーに4万円ほど出してもいいと思える人
特に「忙しいからインスタントでいい」ではなく、忙しくてもちゃんとおいしいコーヒーが飲みたい人との相性がいいと思います。
逆におすすめしにくい人
一方で、全員に必要だとは思いません。
コーヒーをたまにしか飲まない人
使用頻度が少ないと、4万円台という価格のメリットを感じにくいと思います。
とにかく安いコーヒーメーカーが欲しい人
CM-D457Bの価値は「自動で淹れられる」だけではなく、味との両立にあります。
安さ最優先なら、もっと安い製品があります。
ミルの掃除まで完全にしたくない人
コーヒー粉は内部に残ります。
豆の味や香りにこだわるほど、定期的な掃除は必要になります。
CM-D457Bの主な仕様
現在の公式情報では、3杯用CM-D457はブラックの「CM-D457B」とホワイトの「CM-D457W」が販売されています。
| 項目 | 仕様 |
| 最大容量 | 450ml・3カップ |
| サイズ | 約 幅160×奥行335×高さ360mm |
| 重量 | 約4.1kg |
| 消費電力 | 610W |
| ミル | 低速臼式フラットミル |
| 抽出 | 6方向シャワードリップ |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| 公式価格 | 41,800円(税込・2026年8月29日時点) |
ホワイトモデルはCM-D457Wとして2024年に追加されています。
まとめ|CM-D457Bは「おいしいコーヒーのために朝の10分を使わなくていい」家電だった
CM-D457Bを使う前は、朝にハンドドリップをしようとして2日ほどで続かなくなりました。
10分ほどコーヒーにつきっきりになる余裕がなかったからです。
今は豆と水を入れて、約1分でスタート。
そのまま洗顔して、ドライヤーをして、着替える。
支度が進んだころにはコーヒーもできています。
しかも、自分の感覚ではハンドドリップがうまくいったときを100点とすると、85〜90点くらいのおいしさを安定して出してくれます。
最高の一杯を狙うなら、ハンドドリップのほうが楽しい。
でも平日の朝に毎回100点を狙う必要はありません。
85〜90点のおいしいコーヒーを、ほぼ放置で安定して飲める。
僕にはそのほうが合っていました。
在宅ワーク中も、コーヒーを淹れるために集中を切らさなくていい。
朝は、おいしいコーヒーを飲むために10分を空けなくていい。
CM-D457Bによって減ったのは、コーヒーを淹れる時間そのものというより、コーヒーに拘束される時間でした。
価格は4万円台なので、安い家電ではありません。
それでも、今使っているものが壊れたら僕はおそらくもう一度同じものを買います。
そのくらい、今の生活には馴染んでいます。
次に買うなら、部屋の雰囲気に合わせてブラックのCM-D457Bにするか、ホワイトのCM-D457Wにするかは少し悩みそうです。


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