ホームバリスタの皆さんが経験するであろう、ポルタフィルタ―に粉を入れるときにめちゃくちゃこぼれる問題。実はそんな問題を解決してくれる便利アイテム、ドーシングファンネルというものがあるのですが、自作したほうが安そうだったので自作していました!今回は自作したドーシングファンネルについて紹介します。
もう写真のようにこぼれないようにしたい!!
ドーシングファンネルとは?
ドーシングファンネルは、エスプレッソのポルタフィルターにコーヒー粉を詰める際、粉がこぼれるのを防ぐためのツールです。エスプレッソをきれいに効率よく楽しむために、ぜひ活用したいアイテムです。
もともと下記の商品を購入する予定でしたが、「3Dプリンターがあれば自分でも作れるのでは?」と思い、試しに作ってみました。
使用した機材&フィラメント
3Dプリンター
僕が最近使っているのは「Sermoon V1 Pro」コンパクトで場所を取らないうえ、箱型の完成品として提供される3Dプリンターの中では非常に手頃な価格で入手できます。セットアップも簡単で、すぐに使い始めることができるため、初心者にもおすすめできます。操作が簡単なのもgood。
フィラメント
作成手順・プリント設定
私はSOLIDWORKSというモデリングソフトで設計をしています。
こちらのソフトで、3D形状を作成していきます。
形状が完成したら3Dプリンターで造形を開始します。今回のデータでは約4時間ほど造形にかかりました。
プリント設定
印刷温度 | 205度 |
ビルドプレート温度 | 50度 |
インフィル印刷速度 | 60mm/s |
外壁印刷速度 | 20mm/s |
3Dデータ公開してます!
BOOTHで無料で3Dデータ販売しています!
500円で形状違いのモデルもダウンロードできます。
無料版でドーシングファンネルの機能は十分ですが、有料版のデザインが気にいった人や、無料版を満足していただけかたは是非ご購入ください。
ひとまず無料版で試すことをおすすめします!
無料版
上から見た際に、取っ手の位置と「円形から飛び出た△」の位置が一致するように取り付けられるようになっています。
有料版
上から見た時に完全に円形になっている、デザイン重視のモデルです。
無料版のほうが取り付け方向は見やすいです。
注意点
清掃時は、濡れたタオル等での拭き掃除をおすすめします。
フィラメントの層と層の間に若干の隙間があるので、水・お湯などで洗浄すると、内部に侵入してしまい不衛生になる可能性があります。
まとめ
今回は、自作のドーシングファンネルを紹介しました。3Dプリンターを活用して、自分だけのコーヒー用具を作る楽しさを味わえるのが魅力です。今後も、コーヒーに関する便利な道具を自作し、紹介していく予定ですので、ぜひ引き続きご覧ください。皆さんのコーヒーライフがさらに充実するアイデアをお届けしていきます!
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