【無料データ付き】ドーシングファンネルを3Dプリンターで自作してみた!(デロンギ スティローザ用 )

ホームバリスタの皆さんが経験するであろう、ポルタフィルタ―に粉を入れるときにめちゃくちゃこぼれる問題。実はそんな問題を解決してくれる便利アイテム、ドーシングファンネルというものがあるのですが、自作したほうが安そうだったので自作していました!今回は自作したドーシングファンネルについて紹介します。

もう写真のようにこぼれないようにしたい!!

目次

ドーシングファンネルとは?

ドーシングファンネルは、エスプレッソのポルタフィルターにコーヒー粉を詰める際、粉がこぼれるのを防ぐためのツールです。エスプレッソをきれいに効率よく楽しむために、ぜひ活用したいアイテムです。

もともと下記の商品を購入する予定でしたが、「3Dプリンターがあれば自分でも作れるのでは?」と思い、試しに作ってみました。

使用した機材&フィラメント

3Dプリンター

僕が最近使っているのは「Sermoon V1 Pro」コンパクトで場所を取らないうえ、箱型の完成品として提供される3Dプリンターの中では非常に手頃な価格で入手できます。セットアップも簡単で、すぐに使い始めることができるため、初心者にもおすすめできます。操作が簡単なのもgood。

¥66,000 (2023/07/19 21:47時点 | Yahooショッピング調べ)

フィラメント

作成手順・プリント設定

STEP
3Dモデリング

私はSOLIDWORKSというモデリングソフトで設計をしています。

こちらのソフトで、3D形状を作成していきます。

STEP
3Dプリント

形状が完成したら3Dプリンターで造形を開始します。今回のデータでは約4時間ほど造形にかかりました。

プリント設定

印刷温度205度
ビルドプレート温度50度
インフィル印刷速度60mm/s
外壁印刷速度20mm/s

3Dデータ公開してます!

BOOTHで無料で3Dデータ販売しています!

500円で形状違いのモデルもダウンロードできます。
無料版でドーシングファンネルの機能は十分ですが、有料版のデザインが気にいった人や、無料版を満足していただけかたは是非ご購入ください。

ひとまず無料版で試すことをおすすめします!

無料版

上から見た際に、取っ手の位置と「円形から飛び出た△」の位置が一致するように取り付けられるようになっています。

有料版

上から見た時に完全に円形になっている、デザイン重視のモデルです。

無料版のほうが取り付け方向は見やすいです。

注意点

清掃時は、濡れたタオル等での拭き掃除をおすすめします。

フィラメントの層と層の間に若干の隙間があるので、水・お湯などで洗浄すると、内部に侵入してしまい不衛生になる可能性があります。

まとめ

今回は、自作のドーシングファンネルを紹介しました。3Dプリンターを活用して、自分だけのコーヒー用具を作る楽しさを味わえるのが魅力です。今後も、コーヒーに関する便利な道具を自作し、紹介していく予定ですので、ぜひ引き続きご覧ください。皆さんのコーヒーライフがさらに充実するアイデアをお届けしていきます!

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この記事を書いた人

yohakuのアバター yohaku メカ設計者/ブロガー

趣味はモノづくり・買い物・写真。一応ものづくり系の世界大会や国際大会に出場してます。おしゃれなモノの買い物が好きだけど、自分でも作りがち。

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