こんにちはYOHAKUです。今回はカメラ初心者の方に向けて、カメラを始めるときに必要な道具とあったら便利な道具を紹介します。
絶対に必要な物
これから紹介する”絶対に必要な物”はできればカメラと同時に購入してほしいです。
SDカード
まず必要なのがSDカードです。SDカードがないと、撮影したデータを保存できません。多くのサイトでは16GBや32GBをおすすめしていますが、私は64GBを推奨します。特に動画も撮影する場合、32GBだと容量が不安なため、64GBが安心です。値段差も小さいのでコスパが良く、2枚購入して予備を持つのがおすすめです。私自身、ブログやYouTubeの撮影用に64GBのカードを2枚使い、1枚が満杯になったらもう1枚を使っています。
さらに、高解像度の8K動画(7680×4320)や4K動画(4096×2160)、そしてRAWデータでの連続撮影を行う場合、保存するデータ量は非常に大きくなります。僕はそこまでタフな使い方はしませんが、高性能なSDカードが必要になります。僕自身、たまに4K30pやフルHD120pで動画撮影をしますが、これまで推奨しているSDカードで特に不満を感じたことはありません。
SDカードリーダー
忘れがちですが、SDカードリーダーも必須です。最近のパソコンにはSDカードリーダーが付いていないことが多いので、確認してみてください。ない場合は購入をおすすめします。僕が使っているuniのSDカードリーダーは、「安価」「コンパクト」「USB Type-C対応」の3つの理由でとても気に入っています。速度は少し遅いですが、プロでない限り十分だと思います。特に旅先でiPadに写真を移す際、USB Type-Cが役立っています。
ブロアー
ブロアーは、カメラやレンズに付着したゴミやホコリを空気で吹き飛ばして掃除する道具です。ゴミがついた状態でレンズを直接拭くと、ゴミでスレ傷がつく可能性があるため、掃除はまずブロアーを使うようにしています。100均でうってるような激安のブロアーを検討しましたが、劣化してゴミがでてきて、逆に傷つけてしまうのが怖いので、HAKUBAのブロアーを購入しました。4年間使っていますが今のところ問題なく使えています。先端にブラシを付けて細かな掃除ができる点もおすすめです。
レンズクリーンペン
レンズクリーンペンは、ゴミやホコリ、指紋等がレンズについた時に役立ちます。こちらは直接レンズの汚れを拭き取るタイプのため、ブロアーでは飛ばすことのできない指紋などのしつこい汚れもきれいに掃除できます。僕はレンズに直接触れる道具のため安心・安全の有名メーカーHAKUBAのレンズペンを使用しています。こちらも収納ができるブラシが後ろについているため、カメラやレンズの筐体についたホコリを払うのに便利でおすすめです。
レンズプロテクター
レンズプロテクターはその名の通り、レンズを外部の衝撃や汚れから守ってくれます。カメラのレンズは高価なため、一応のためにプロテクターを付けています。レンズプロテクターに関しては絶対必要ということもないのですが、カメラを保護する物なので買うなら最初から買ってほしいです。
ドライボックス
ドライボックスは、カメラを適切な湿度で保管するための道具です。湿気が多い環境では、カメラ内部やレンズにカビやくもりが発生することがあります。特に日本は湿度が高いので、梅雨や夏場の保管には注意が必要です。安価な密閉プラスチックケースタイプのドライボックスは、湿度調整剤を使って簡単に湿度を管理できるため、初めての方にもおすすめです。軽くてコンパクトなので、置き場所にも困りません。
初心者の方は機材が増えてきたら大きなドライボックスを購入すれば良いと思います。(僕も引っ越しが終わったら購入しようと思っています。)
あったら便利な物
続いてはあったら便利な物について紹介します。もちろんカメラと同時に最初から購入するのも良いですが、カメラを使いながら欲しくなってきたら購入という感じでも良いと思います。
予備バッテリーと外部充電器
カメラを購入してから気づいたのですが、複数のバッテリーと外部充電器を持っているととても便利です。バッテリーが複数あると、バッテリー残量を気にせず撮影に集中でき、外部充電器があればカメラ本体を使いながらもう一つのバッテリーを充電できます。特に僕のように室内での動画撮影が多い場合、バッテリーの消費が激しく外部充電器は重宝します。安全のため、純正バッテリーを選ぶことをおすすめします。
僕はSONYのα6300様に下記のバッテリーと充電器を購入しました。バッテリーに関してはサードパーティ製のハズレを引いたときのカメラ本体への被害が大きいので純正品を買うようにしています。(僕自身がロボット設計者なせいか、神経質になりすぎている気がしますが純正を買って間違いはないと思います)
カメラストラップ
カメラストラップは、落下防止や撮影時の手ブレ軽減に役立ちます。首にかけるタイプや手にかけるハンドストラップなど、さまざまな種類があります。デザインは個人の好みで選べますが、細いストラップはかさばらない代わりに体に食い込みやすく、太いストラップは少しかさばるものの体への負荷が軽減されます。
特にコンパクトなカメラを使用する場合は、好みのデザインで選んで問題ありません。
僕がカメラストラップと同時におすすめするのは、Peak Designのアンカーリンクスです。これは、カメラ本体からストラップの着脱を簡単にするアイテムで、通常なら手間がかかる作業が一瞬で済みます。僕は手持ち撮影の際はストラップを使いますが、三脚を使って俯瞰撮影する際には、ストラップがカメラの視界に入ってしまうため、簡単に外せるアンカーリンクスを活用しています。
三脚
写真の表現の幅を大きく広げてくれる三脚。旅行先で家族写真を撮影したい人や、今までの撮影から一段レベルを上げて、湖や滝など、水辺での長時間露光に挑戦したい!!なんて人は是非購入をしてください。撮影の幅が広がって写真撮影の楽しさがバク上がりします。
初心者におすすめの三脚について過去に記事を書いているので是非参考にしてください。
レリーズ
三脚とセットで購入したいのがレリーズ。レリーズはカメラにつけるリモコンで、レリーズでシャッターを切る事により、撮影時にカメラ本体がブレることがなくなります。夜景や水辺での長時間露光撮影の際によく使います。ただ、各カメラメーカー純正の遠隔シャッターアプリ等があるため個人的には優先順位は低め。
カメラバック
カメラバックは、カメラを持ち運ぶことを前提に作られたバックです。普通のバックでもカメラの持ち運びは全然可能ですが、カメラバックにはカメラとレンズを綺麗に並べて収納するためのケースが付いていたり、衝撃からカメラやレンズを守るために、専用の収納部は柔らかい素材でできていたりするなど、カメラの持ち運びにおすすめです。
僕が愛用しているManfrottoのスリングバックは、カメラバック特有にオタクっぽさがなくて普段遣いもできて非常におすすめなのですが、現在販売されていいない状況です。自分の持ち運びたい機材の量と、好きなデザインで選んでください。
ストロボ
ストロボはカメラにつける「外付けのフラッシュ」みたいなものです。光量や光を当てる向きを調節することができ、撮影対象を綺麗に撮影したり、質感を表現に影響してくる重要な機材です。
僕はブログ用の写真や、フリマアプリで商品を出品するときの商品撮影、読者モデルに応募する友達などを撮影する時に使いました。あと、ちょっとした書類で必要な照明写真をカメラ・ストロボ・白い壁を使って自撮りしてきました。証明写真は1回700円程度して結構高いですよね~。
NDフィルター
NDフィルターはカメラに取り入れる光の量を減らして、光量の多い環境でも長時間露光を可能にしたり、絞りの値やシャッター開角度をコントロールすることができるようにするためのフィルターです。
レンズのサイズによって必要な直径も変わるのですが、レンズ毎に新しいNDフィルターを購入していてはお財布が空になってしまうので、ステップアップリングと言う物を使って大きなNDフィルターフィルターを小さなレンズに装着できる様にすると良いと思います。
大容量外付け記憶メディア
僕は 持ち運び用に1TBのポータブルSSDを1つ、家に3TBの外付けHDDを2つ持っています。旅先では、「衝撃に強い」「外部電源が必要ない」「小さい」の三拍子揃ったポータブルSSDを持ち歩きます。帰宅したら、「容量にたいして価格が安い」大容量のHDDに写真を写しています。
1TBもあれば、全然足りると思うのでポータブルSSD1TBを購入するだけで全然良いと思います。
Amazon Prime
別にAmazonから頼まれたというわけではないですが、 Amazon Primeに加入するメリットを簡単に紹介させていただきます。
- 送料・お急ぎ便・時間指定が無料
- プライムビデオで対象作品が見放題
- プライムミュージックで対象曲が聴き放題
- プライムリーディングで対象本を読み放題
- プライム会員限定セールに参加できる。
- Amazon Photoで写真が保存し放題
- Amazonファミリーで赤ちゃん用品がお得に手に入る
等。
まだいくつかのメリットはありますが、これだけのメリットがあって年額4900円(税込み)。月額にすると約410円という年会費設定。学生割のPrime Studentでは年額2450円になります。
どれも魅力的なメリットですが、以外と気が付かないのがAmazon Photoで写真が保存し放題なことです。動画の保存は5GBまでですが、それでも十分なメリットです。デスクトップアプリからモバイル版のアプリまで有り、ネット上で保存した写真を全ていつでも、どこでもでも見ることができます。
僕自身Prime会員になってから、しばらくAmazonPhotoの存在を知らなかったので、「Prime会員入ってるけど、AmazonPhotoを初めて知った!!」という方は是非活用してみてください。
RAW現像ソフト
RAW現像ソフトとはRAW画像を編集してJPEGやPNG等別の形式の画像に出力するためのソフトです。
RAW画像とはデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラ、一部のスマートフォン等のデジタルカメラで記録可能な画像形式です。デジタルカメラでは一般的に「写真」としてJPEG画像を生成するが、RAW画像はJPEG画像を生成するための元となる「生」の画像データとなります。
各カメラメーカーから無料のRAW現像ソフトが配布されていると思いますので、是非活用してみてください。僕が使っているのはAffinity Photoいう編集ソフトです。買い切りソフトとしてコスパが高いと評判ですが、日本語での情報が少ないので調べのが少し大変です。
コメント