【3Dプリンター】フィラメントの種類と特徴

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ABSフィラメント

特徴
  • 糸引きが少なく造形しやすい。
  • アセトンで溶けるため、造形後の後処理で表面を滑らかにすることが可能。
注意点
  • 熱収縮による反りがあるため、平たく大きな部品の造形には造形環境に気をつける必要がある。
  • 熱すると独特な匂いがするため状況に応じて換気をしたほうが良い。
  • 破損するときは、一気にパキッと破損する。

PLAフィラメント

特徴
  • 熱収縮をあまりしないため反りなどの造形ミスが起きにくく、大きな作品も造形しやすい。
注意点
  • 硬い素材のため、削る・ヤスリなどの後処理が難しい。
  • 耐熱温度が低い。

PET/PETGフィラメント

特徴
  • 強度が非常に高く、破損する際にも割れるのではなく、ちぎれる様な感じでゆっくり破損する。
  • 造形後に穴の拡張等の加工をしやすい。
  • 強度と柔軟性があり、ねじったり曲げたりしても壊れにくい。
注意点
  • 造形時の糸引きがある。

PCフィラメント

特徴
  • 割れにくく、加工がしやすい。
  • 高い耐衝撃性を持つ。
  • 強度と柔軟性があり、ねじったり曲げたりしても壊れにくい。
注意点
  • 造形時の糸引きがある。

TPUフィラメント

特徴
  • 柔軟性が高くゴム質の様な作品が造形できる。
注意点
  • ノズル詰まりが起きやすい。
  • フィラメント自体が柔らかく、造形中に作品が歪み精度が出ない可能性がある。

ウッドフィラメント

特徴
  • PLA樹脂に木材の粉末を配合してある複合材料のフィラメントで木材のような見た目の造形が出来る。
注意点
  • 木材の粉末が配合されているため、ノズルに木材の粒子がつまり、トラブルを引き起こしやすくなる。太めのノズルがあると良い。
  • 造形時に木の燃える匂いと甘い匂いの交じった独特な匂いがする。

PolyWood (PolyMaker製)

特徴
  • ウッドフィラメントの様な見た目になるが、素材はPLA
  • PLAの設定で造形できるため、ウッドフィラメントを使ったことがない人でも安心。
注意点
  • 特徴や注意点に関してはPLAフィラメントと同様。
  • 価格が高い

HIPSサポートフィラメント

HIPS樹脂はポリスチレン材で、リモネン液体に溶ける溶解性樹脂です。
サポート材専用の樹脂で、デュアルヘッドタイプの3Dプリンターで使われます。

特徴
  • 水溶性フィラメントと比較して安い。
  • リモネンという溶剤で溶かすことができ面倒なサポート材の除去が溶剤に漬けておくだけで楽にできる。
注意点
  • フィラメントの価格は安いが、リモネンが必要なため結局お金がかかる。

水溶性サポートフィラメント

特徴
  • サポート材専用のフィラメント
  • 水に溶けるため、面倒なサポート材の除去が水に漬けておくだけで楽にできる。
  • デュアルヘッドタイプの3Dプリンターで使われる。
注意点
  • 湿気を吸いやすいため、乾燥装置やシリカゲル等で徹底的に管理しないと一瞬で劣化する。
  • 湿気を吸うと柔らかくなり、そのまま使用するとエクストルーダー内部で詰まる。
  • フィラメント乾燥機は必須

ノズルクリーニング用フィラメント

ノズルをクリーニングするためのフィラメント

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この記事を書いた人

yohakuのアバター yohaku メカ設計者/ブロガー

趣味はモノづくり・買い物・写真。一応ものづくり系の世界大会や国際大会に出場してます。おしゃれなモノの買い物が好きだけど、自分でも作りがち。

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